理想的な人文系研究者

id:nosemさんの記事が面白かったので。
いったい理想的な人文系研究者ってどんな感じでしょう。

・英独仏ラテンギリシャ,外国語が読める・しゃべれる
・自宅に重厚な書斎がある(または別の作業専用部屋(マンション)がある)
・文系だけどコンピュータオタク,プログラムもできる(マックかUnix
バーバリーや英国系紳士服なんかのフォーマル系の恰好が似合う(またはおじさんになってもジーンズ)
・研究室に高そうな絵が飾ってある(実際高い,間違ってもフィギュアやアニメ関係などない)
・研究室内ではクラシック音楽がかかっている(当然,有名指揮者の高いCD,ナクソスなんかじゃない)・でもって楽器なんかもできちゃう(まちがっても,アニソンを聞きながら勉強したりなんかしないし,そもそもアニメなんか見ないですよねえ)
・テレビは見ない,でも新聞は読み,ときに読者欄に投稿する
・学食でも読書しながら勉強,生協の本屋でいつも本を買う(現職場には生協がない)
・行きつけの喫茶店(スタバ)か,ファミレスで勉強,研究
・都内へ出張して,国会図書館で調べ物,そのあと神保町で行って古本あさり(まちがっても秋葉原,いわんやメイド喫茶なんて行かない:つーか,国会図書館になんて行ったことないし,現職場に来てから神田も秋葉原も行ってない)
・1カ月に一度か二度は研究室やゼミの学生と一緒に夕食会またはコンパ
・そうしながらも,数年に新書や研究書を書いて,啓蒙する(まちがっても,ブログなんか書かないし,ブログを書くにしてもすごく真面目な内容)

これは男性向けなので、それでは女性向けイギリス文学文化限定で考えてみましょう。

・英独仏ラテンギリシャ語が読める・しゃべれる 
・自宅に重厚な書斎がある。で、机は木製。
・文系だけどコンピュータオタク,プログラムもできる(マックやLinuxにやたら興味を示す)
・少なくともワードのスタイル機能にはやたら詳しい。
・もちろんPCのキーボードには英仏独キーボードが追加されている。
バーバリーや英国系紳士服なんかのフォーマル系の恰好が似合う(またはおじさんになってもジーンズ)
・仕立ての良いスーツ(ただし、数年は着ている)ないしはいつまでたってもコーデュロイジャケットとタートルネック。とりあえず、キーワードは古くても上質。バーバリーはイギリスで特殊なイメージがあるので着ない。限りなく似たようなスタイルのものは着ているかもしれないけれど。
・とにかく長いスカーフ。
・英語を話すときの一人称に"One"が登場する回数が多い。
・やたらにこやか。なわりに言う事は辛辣。
・研究室に高そうな絵が飾ってある。ないしは、非常にマイナーな研究対象の写真が飾ってある。
・研究室内にはクラシック音楽ないしは、ジャズがかかっている。
・テレビは見ない,でも新聞は読み,ときに読者欄に投稿する(読む新聞にはTLSだのLondon Review of Booksだのも含まれる)
・研究室にやたらこだわりのコーヒー豆が常備されておリ、カフェに出かける代わりに、研究室で挽いては飲みながら勉強。
・お客さんがくると、茶葉から紅茶を煎れる。
・ソフトドリンクを飲むのならameかアップルタイザーでShloerではない気が・・・
・そうしながらも,数年に一度は研究書を書いて,啓蒙する


と、こんな感じでしょうか。なんか忘れている気もします。ほかに何かありますか?飲み会はない、気がします。多分。
それにしても、ゼンゼン私とは似ても似つかない。