○○ジャー
戦隊ヒーローが好きな息子。とはいえ、我が家ではほとんどテレビを見ないので、必ずしも最新版の戦隊ヒーローが好きというわけではなさそう。
今朝も、「ボウケンジャーも、シンケンジャーも、マジレンジャーもいいよねええええ。ゲキレンジャーもいいなあ。マミーはどの<ジャー>が好き?」と朝食を作る私に尋ねる。
そう、最近の戦隊レンジャーは既に「レンジャー」の語源が跡形もなく消え、「ジャー」だけが残っているのよね。これも、どうかと思うけれど。
などと考えながら、忙しかったのでテキトーに答える。
そうね。ママが好きなのは炊飯ジャーかしら。
とたんに息子の目がまんまるになる。
「え!!!!スイハンジャー?!」
そうそう。ご飯も作れるし。
「え!!!ごはんもつくれるの?!どんなひっさつわざ?!」
もくもく蒸気を出すのよ。
「!!!!!!!!どんないろのがあるの?!すごい!ごはんがつくれるの?!」
そうよ。ウルトラマンよりよっぽど役に立つとママは思うわ。ママのスイハンジャーは銀と白よ。
「・・・・・ふううん。かっこいいねえええええええ。」
4歳児に謎のヒーローに対する憧れを植え付けたところで保育園に登園。その後出勤。今日も仕事が山積み。いや、本当、ごはんはおなべで炊いたほうが美味しいけれど、炊飯ジャーは確かに手軽で働くママの正義の味方ですよ。