子供の最近のお気に入りはウルトラマン。それもこれも、この本を思わず買ってしまってから。

おとうさんはウルトラマン (ウルトラマンえほん)

おとうさんはウルトラマン (ウルトラマンえほん)

児童書がよく売れる場合、大概、子供がやたら夢中になるか(ポケモン図鑑のように、大人は読んでいてもぜんぜん面白くないのだけれど、子供が一人でじーっとページをめくってくれるからつい買ってしまう、か)大人が子供の頃に読んで面白かった記憶で大人買いしてしまう(ドリトル先生のように。そして、大人になって読み聞かせているときに突然、あまりにもあからさまな黒人蔑視の表現にぶちあたり大慌てする)か、子供がっていうよりも大人が読んでいて楽しいか、のどれかだと思うのだけれど、これは、果てしなく大人買いと、「大人が読んでいて面白い」の中間点。にまにましながら読んでいたら「ウルトラマンってなあに?」という根源的な質問を受けてしまったのでついついgooでウルトラマンウルトラマンタロウ*1を見せてしまったのだった。


・・・失敗。


すっかり夢中になった息子は暇さえあればスペシウム光線を家族に浴びせかけている。3日でウルトラマンウルトラマンタロウも歌えるようになった。ああ、機関車トーマスぐらいにしておくんだった。あれだと家庭生活に問題なしだもんな。先月までのNumberjack*2ブームのほうが、まだましだった。

*1:そして東光太郎が、ガールフレンドをひっぱたくシーンをみて、子供ともどもおののいた。おそるべき70年代の子供番組!現在の子供番組で男の子がヒステリックになっている彼女をひっぱたくってありえない気がするんだけれど。

*2:イギリスの幼児番組。擬人化された数字たちが冒険をするというなんか、奇妙にシュールな話なんだけれど、足し算や割り算の基礎をそれで教えてくれる。