で、謝恩会への道すがら、もうすぐ学会でケンブリッジに行かれる先生とお話。こう、アメリカに行くとちょっと緊張するとか、そんな話をしていたら、彼女は「いや、私はイギリス緊張します」とのこと。そうそう、なんかビミョーな緊張感があるんだよね。ぶっちゃけ「(いつも使っている)英語が(ビミョーに)通じない」という。
「だって、Mind the gap!とかいうし!」
え。電車は当然Mind the gap.でしょう?
Watch your stepですよー。」
えええええ。そうか、いや、いわれればそれもそうなんだけど。
電車関連で私が困惑するのは往復券。
「Round trip ticket?」
Return ticketですよー。

どちらの表現も頭に入ってはいるのだけれど、とっさに出てこないのがもどかしい。さらに言うとどんな界隈で人の言葉遣いがどうなのかでどのくらいの危険度かがイギリスだとそこそこ判断できるんだけど(あー、この店で酒を呑むのはやめた方がいいかな、とか)、アメリカに行くと途端に判断に自信がなくなって緊張度が高まる、と。半年も暮らせばその都市での身のこなし方は把握出来そうではあるけれど。