金曜日

疲れた〜、と仕事の後、子供を保育園でひきとり、「だめ!週の終わりに一日で200人はつらい!」と、他の先生方に聞かれたら、「をい」と言われそうなやわなことを言って、ソファにへたったら、我が家の4歳児は言った。
「それじゃあ、僕、ごはんつくってあげるよ!」

本当かい、と思いつつ、卵と、ざっくり洗ったしめじときゅうりとトマトを調理台の上において、ほんの5分ほど仕事服から部屋着に着替えに寝室に上がると、下から声が。

「たまご、フックラサセタイカラ、ぎゅーにゅーちょーだい!」

行ってみると、卵はきれいに割られて泡だて器で混ぜられてあり、いしづきをとったシメジがその中に入っており、さらに乱切りきゅうりとトマトが、サラダ皿に・・・・


ををを?料理を教え始めて6ヶ月。かなり本気で満足。
シメジのオムレツと、サラダという朝ごはんにとてつもなく近いメニューだが、そこそこビールも進むし、嬉しいわ。ありがとう。ていうか、我が家では本気で子供は労働要員だ。なんというか、非常に前近代的な家庭なのかも、とちょっと反省した。でも、嬉しい。ここまでできていれば火を通すだけだもんな。