本来はクリスマスツリーはクリスマスの後、12日間かざるもの、なのだそうである。姑によると。
しかも、ごみとして捨ててはいけないので大きな焚き火をするものなのだそうである。

とはいえ、都内でプラスチックのツリーを飾っている人間にそんな贅沢はできないし*1、日本はすでにクリスマスムードがすっかり消えていることもあり、昨日、晴れて(?)ツリーを撤去。ミンスパイもポートも残っているのだけれど、義父母の帰国も近い。

正月もクリスマスも、なんとなーくせわしないような、料理をしなくてはならないような、しかし、奇妙に時間があるような、とはいえ、集中はできるような状態ではなく、家でゆっくり仕事と直接関係ない本を読んでいるようなそういう感じが共通している。
プレゼントでいっぱい本をいただくからかしら。というわけでこの休みに読んでいる小説は、これ。

Rifling Paradise

Rifling Paradise

そして、それが終わったらブラッドフォードのアジア系住民に対するインタビュー集。ロンドンでのテロはブラッドフォードをほぼテロリスト産地として位置づけてしまったような感覚があるけれど、実際にブラッドフォードでアジア系住民として生きるとはどういうことなのか、という話。
Made in Bradford

Made in Bradford

*1:故郷のクリスマスツリーが欲しい!と一番近いものをオーダーしたら4万円かかり、しかも焚き火をするわけにもいかず廃棄にてまどったなんて話が在日外国人コミュニティにはあったりする。一番ホームシックになる時期だからというのは判らないでもないけれど、我が家にはとても手が出ない。