Mina Loy

Paul Peppis, "Rewriting Sex: Mina Loy, Marie Stopes, and Sexology" MODERNISM/ modernity, 9.4.(2002)pp.561-579.
ログが現実の時間を随分遅れて追いかけているけれど、これは厳密に言うと「研究」というよりは「お勉強」だ(苦笑）
Mina Loyが　"Feminist Manifest"なんてものを書いていたという事実を、恥ずかしながら今更知った。さらに彼女の「フェミニズム」が優生学思想に見事に取り込まれていたという事実も。PeppisはLoyのフェミニズムに、そういうわけで懐疑的なのだが、女性の立場を語っていく上で、生殖はやはり大きな鍵なのだなと納得する。

ひさびさにMina Loyを読み返していたら、「昔どこかで読んだ詩」が彼女による物だったと知りびっくりする。なるほど。私にブランクーシの彫刻の美を教えたのは、あなたでしたか。