Modernism, Media, And Propaganda: British Narrative from 1900 to 1945

Modernism, Media, And Propaganda: British Narrative from 1900 to 1945

ちょっと事情があり、本腰を入れて読み始める。
第一章ヒッチコックまで読み終えたところ。次章は、この本の元となった論文の方を既に読んでいるのでなんとなく雰囲気がつかめたような気分。しかし、まあ、なんと軽やかな本であろうか。愚直に事実関係を掘り起こしたい私は、他の研究者のこういったアクロバティックな軽業が実は嫌いではない。ていうか、飛ばないと見えないこともある。その面白さと同時に自分は逆立ちしてもできない軽業の危なっかしさも目に付く。みたいな本。
でも、面白い。嫌いじゃないけれど、いじりたくなる。