顎関節症

昨年度顎関節症だと診断された顎の激痛の本当の原因が、先日わかった。あちらこちらで報告しまくっているのだけれど、外見ぜんぜん痛んでいない奥歯が一本、中の神経だけ死んでいて腐っており、顎一帯に炎症を起こしていたわけね。とはいえ、虫歯ではない上に、外から見てすぐにわからないのでずっと放置された状態になってしまっていたわけだ。あいにく顎関節症も併発していたから「関節症ですねー」と、説明もついちゃったし。で、先日膿が大々的に出始めて初めてわかった、と。

なんでこんな話をしているかというと、痛みがぶり返しているからで、「がーがー」泣きながら、教科書の原稿を書く。4月からの新講座の準備のパワポファイルもいじりながら「これ、終わらせなくちゃ」と一人でつぶやく。
修士論文を書いているときにも、博士論文を書いているときにも、「これさえ終われば」締め切りに終われる日々が終わるかのような幻想を持っていた過去の自分をふと思い出して苦笑しつつ。教科書原稿が終わったら、次にまた書きたいことがあるのだ。顎が痛いぐらいでペースダウンしておれんのだよ、明智君。