大人の「勉強」

金曜日は勉強会。仕事を始めるとどういやって勉強を続けるかが大きなテーマなのだけれどやはり他の人とテクストを読むのは良い。効率も良い。エズラ・パウンドをそれなりにまとめて概観したのは実は初めてで、色々と驚く。わかっていたつもりで知らないことってあるもんだよな。
5時に終わる予定だったのが6時までずれ込み、自宅に着いたのが9時近く。しかし帰ってきたら子供がまだ起きている!2歳児だよ、おい。8時半には寝かしたいところなんだけれど。

Modernism: An Anthology (Blackwell Anthologies)

Modernism: An Anthology (Blackwell Anthologies)

土曜日は英文学会関東支部会。3時半からのシムポを聞きにいく。早稲田からは午前中に1人発表者がいるので本来だったらそちらも行きたかったのだけれど、やはり時期的に1月は仕事が色々はいって辛い。
シンポジウム「ふたたび問う、文学と歴史――実践の現場から」
司会:遠藤不比人 講師:鈴木英明、武田将明、田中裕介
文学における歴史的アプローチについては、自分のとっている手法とあわせてみても色々思うところがある。突き詰めていくと文化史とのディシプリンの境界もあいまいになり、悩ましいところだ。そのあたりを考えるきっかけをもらったような気がする。後ほどこれについてはもうすこし。
こういうのは質疑応答が面白いのだということは十重承知の上で6時、会場を離れて電車に飛び乗る。帰宅8時45分。またしてもわが子は起きている・・・その上、お風呂に入れた様子もなし。2歳児のエネルギーにつかれきった夫をねぎらって、同じ絵本を5回読み聞かせ、寝かしつける。
行き帰りの電車でStephen Heathornを読み返す。