会議。2時40分に始まり、7時半近くに終わる。で、その後、読書。異文化コミュニケーションの授業で「文化資本」の話に触れようかと。実はほぼ毎回講義の中で学生に短い抜粋を読んでもらい、グループでディスカッションをしてもらっているのだけれど、ブルデューそのものをぶつけるのはどうか、ということで(というか最近まで英語訳しか持っていなかったので日本語訳全部目を通せていないし)、これを。

差異と欲望―ブルデュー『ディスタンクシオン』を読む

差異と欲望―ブルデュー『ディスタンクシオン』を読む

日本社会の階級性について、多少気になる記述があるのだけれど初出1993年だと、多分実感としてはそちらのほうが近かったのかと。しかし、読んでもらうのに適切な抜粋を見つけるのは難しい。非常にすんなりわかるのだけれど、学生にとってはこれでもつらいかも。授業内というのがネックなんだな、多分。