仕事なのかというと厳密にはわからないのだけれど、「イギリスを知る映画50本プロジェクト」をはじめようと、とりあえず、手当たりしだい無差別に見始める。
ここ数年、BBCのドキュメンタリーのとっつきやすいものがDVD化されていて、そちらも平行して見つつ。最初に手にとってみたのは、やはりNannyもの。

原作はNurse Matilda子供の頃に非常に何度も読んだことのある記憶が。日本語訳は『マチルダばあやといたずらきょうだい』。エマ・トンプソンが脚本とばあや役。
それからBBCドキュメンタリー。日本のアマゾンではDVDが買えないのだけれど(せっかくリジョンコードが同じなのだから何とかしてほしい!)これ。
How We Built Britain Signed Edition

How We Built Britain Signed Edition

これは本なのですが、DVD、amazon.co.ukでは購入可能です)
イングランド建築の歴史をあちらこちら動きながら説明。ただ、たとえばイーストアングリアがノルマンだったり、北部が19世紀だったりと、地域と時代をあまりにも固く結び付けてしまっているのが難点といえば難点か。あちらこちらとてつもない単純化ではあるのだけれど、建築物を見て大体時代がわかるようにはなるかと。それから、学部生にイギリスの地理を大まかに教えるときにもいいかも。
1900 House [VHS] [Import]

1900 House [VHS] [Import]

これも、イギリスでDVDが出た!(上のリンクはVHSです。念のため)
第3話、1999年の女性たちが1900年の生活をし始めて1ヶ月で「もう、ダメ!コルセットいや!掃除機ないなんて信じられない!何で一人で出かけられないの?!」となるあたりを婦人参政権運動の前振りに使う。割と反応は良いのではないかと。