日本英文学会

土曜日、日曜日は英文学会である。「遅れそう」と焦って出かけたら、受付で知り合いの先生方にお会いする。いつものことながら、学会に行き、開催校の先生や、委員の先生にお会いすると、ありがたくて頭が下がる。
無償の労働をしてくださる方々がいて、刺激的な最新の研究成果を聞く場がはじめて実現するのだ、と、しみじみ思う。こういうのは地方政治家の娘らしい反応なのかもしれないのだが、やはり手作りで会だのシンポジウムだのを成功させるのは簡単なことではないからなあ。

で、まあ遅ればせながら忘れないうちにメモ。(もうしばらくすると記憶があいまいになってしまうのは目に見えている。)
初日は「国際政治の中のイギリス文学」20世紀。
非常に興味を持つトピックだったこともあり、わくわくと聞きに行く。なるほどなるほど、と目からうろこがぼろぼろ落ちる。チャーチル、ウェルズ、ロレンス。チャーチルの歴史「読まなくて良いです」にも笑ったけれど、ロレンス、「チャタレー」の読みもbeautifulだった。ニューレフト、『感情のカルチュラル・スタディーズ―『スクリューティニ』の時代からニュー・レフト運動へ』読み直したいかも、と思う。