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宝塚歌劇の変容と日本近代

帰宅中の電車の中で読む。なるほど、この研究が『日本文化 モダンラプソディ/渡辺裕』につながるわけだ。日本近代と西洋との「文化」関係を、グローバリゼーションの問題系の中に位置づけ、なおかつ、日本国内の地方間力関係をも解きほぐしていこうとする。まっとう、といえば、あまりにもまっとうなアプローチなのだが、やはり読み応えがある。
あとがきを読んで、思わずしんみりした。