Horrible Histories

2009年から非常に高い評価を得ている子供番組Horrible Histories を購入。
Horrible Histories: Terrible Tudors
元は書籍(右)なのだが、実写版が非常によろしい。
子供番組としては破格の可笑しさでコメディとして幾つも受賞している。おそらく15年もすると、イギリスの大人の多くがこの番組で得た歴史知識を持っていることになるのだろうと思う。
購入したのは授業に使えるかと思ったからと、まあ、あとは歴史を題材にしたポピュラーものはとりあえず抑えておきたいなと思っているからなのだが、はてさて。ほぼすべてネット上で見れるものの、英語字幕を付けたいと思うとやはりDVDを買ったほうが良いかと。


たとえば、イギリスの1066以降の王、女王を羅列したこれは、子供になぜか人気が高く、まさに「ポケモン言えるかな」状態。
そして、シェイクスピアの『リチャード3世』を読んだことのある人間だったら思わず爆笑してしまうこれ。


ビクトリア朝の児童労働。

そして婦人参政権運動。

面白いのはこうした一連の音楽がパスティーシュとして「描いている時代とは違う」もう一つの時代を指さしていることで、『ウェストサイドストーリー』を下敷きにしたCivil Warなど、やはりニヤッとさせられるものがある。