英語ライティング最終講義。
しかし、コメントがつけきれておらず。がっくり。毎週かなりの量の添削になるわけで、最終講義くらい、ちょっと普段より丁寧にコメントをつけて、なんて思っていたら、いやあ、時間のかかることかかること!

データの罠 世論はこうしてつくられる (集英社新書)

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アマゾンから届く。コレについては既にいくつか似たような書籍が出ているのだけれど、この手の基本的なリサーチリテラシーは、本当に大切だ。
データと解釈の間には、ある程度のギャップがあるわけで、やはりこのあたり、もっと一般的に認識されても良いよなあ、と思う私である。別に統計だの社会調査だのでなくても、テクストだってそうよ?
そういえば、去年のクリスマス、プランタン銀座が発表したクリスマスプレゼントの期待額男女差の記事なんかも、非常にナイーブな反応をなさっているブログが多くて私はしみじみ読んじゃいましたよ。

 「恋人またはパートナーへ期待する価格」の平均は53,260円(昨年平均60,496円)で、最高額は120万円の指輪。「恋人またはパートナーへのプレゼント価格」の平均は27,505円(昨年平均28,875円)で、最高額は15万円の時計だった。

 「恋人またはパートナーに期待するプレゼント」の1位=アクセサリー(33%)、2位=バッグ(11%)、3位=洋服(7%)という結果で、自由回答では「ニンテンドーDS」「デザイン家電」なども見られた。「恋人またはパートナーにあげたいプレゼント」では1位=洋服、2位=財布で、3位には相手の欲しいものが続いた。

コレを見て「女なんて〜」あるいは「をを!私も夫から高額プレゼントが?!」というキュートな反応を返しているブログの多かったこと!世の中はなんと心の綺麗な人であふれているんでしょう。後者は確信犯かもしれないけれど。

リサーチ・リテラシーのすすめ 「社会調査」のウソ (文春新書)

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統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)

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